お仏壇でのお参りについて
最近は法事などの特別な時以外に、お仏壇に接することが減ってきて、日々のお参りの仕方にも、おろそかになってきているように見受けられます。ここでは、伝統的に行われてきた日々のお参りの方法を見直してみましょう。
日々のお参り
朝、洗顔などをすませ、お仏壇を掃除します。そして、お供えをしてから、礼拝を行います。花やご飯、お茶・水(真宗ではお茶・水はお供えしません)はもちろん、ろうそくやお線香に火をつけるのもお供えですし、礼拝も心のお参りなのです。仏前に座して、数珠を手に、合掌し、称名やお題目を唱えます。お経(宗派により異なります)を読経されても良いです。
※お供えするお花に関しては、トゲのあるバラ、指し芽で増えるアジサイ、独特な臭いのするゼラニウム・マリーゴールドなど、花が落ちるツバキなどは避けることが多いようです。