伝統仏壇(唐木仏壇)

唐木仏壇とは、黒檀や紫檀、鉄刀木などをはじめとして、ケヤキ・桑などの銘木と呼ばれる材料で作られた仏壇のことを指します。
銘木と呼ばれる中にはワシントン保護条約で、伐採などが禁止され希少価値がとても高いものもあります。
また、銘木の木目に似せて塗装したり、印刷したシートを貼って造られたものも唐木仏壇(黒檀調・紫檀調など)と呼ばれます。

伝統仏壇(唐木仏壇)の種類

直置きタイプ

高さ120~170センチ位のお仏壇をご安置出来るお仏間です。
また、お仏間に限らず、床の間、畳、フローリングに直接ご安置するお仏壇もございます。

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低台タイプ

地袋付仏間用仏壇とは130~140センチ位の台付仏壇のことで、主に地袋付のお仏間に安置するお仏壇を指します。

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木の種類

伝統的な金仏壇は、木地、塗り、蒔絵、金箔押し、彫刻、錺金具、宮殿など、各工程が細分化されており、それぞれの分野で職人が存在します。

1. 黒檀

黒檀にも多種あり、インドネシアのスラウェシ島で産出されるものがもっとも有名です。
種類としては、本黒檀、縞黒檀、青黒檀などがありますが、仏壇の材料としては、縞黒檀がもっとも多く用いられています。黒地に美しい木目が浮き出た、仏壇の材料としては最高級の材木です。
極めて硬く、耐久性に優れ、虫や菌に侵されにくい上、乾燥性がよいという特徴もあります。
現在は、ワシントン保護条約で伐採などが禁止され希少価値がとても高くなっています。

2. 紫檀

黒檀とならんで、仏壇の材料としては最高級の材木になります。木肌は緻密なのが特徴で、「紫」というより、どちらかといえば「赤茶」色をしています。正倉院御物の唐木細工で多く見られ、古来より珍重されていました。本紫檀、手違紫檀、ローズウッド、パーロッサなどが紫檀として使われています。

3. 鉄刀木(たがやさん)

特徴のある木目が美しい木材で、やはり古来より銘木とされてきました。表面近くは淡黄白色をしていますが、芯のほうでは紫黒色、黒褐色をしています。仏壇につかうときには、薬品で色抜きをして、明るい色調に仕上げます。腐食に強いのも特徴で、「長く続く」という願いをこめて、床柱にもすることがあります。

4. 欅

欅は寿命も長く、樹形に生命力を感じさせてくれます。材は、堅く重い、黄色味をおびた美しい色をしています。またその杢目の特徴から、箪笥やお椀、お盆などの器類、建築では大黒柱や装飾材として使われることが多い材です。また、あの和太鼓の重低音も、欅だからこそ出せるといえるでしょう。

5. タモ・栓

タモ、栓は、比較的軽く、堅すぎず軟らかすぎず、加工のしやすい木になります。色は白くて美しく、板目はくっきりとした杢目をしています。加工がしやすく、見た目も美しいことから、箪笥や、菓子器などの器類として、生活の中で多く使われてきました。

6. 黒柿製(シャム柿)

中南米・中央アメリカに分布する木で余り大きくなりません。色は黒檀に似ていますが、柾目に縞が入り特徴のあるバブル模様を描きます。交差木目で、削り仕上がり面は美しく、ツキ板加工にも適しています。

7. 黄王檀

原産地は、南米の熱帯地区(メキシコ・グアテマラ)において産出され、
堅い材の部類に属しています。みかん科の樹木で別名南米桑と呼ばれています。
加工性は黒檀・紫檀よりも優れているといわれています。

8. 桑

日本各地に自生していますが、銘木として使用できるのはごくわずかで、貴重な材です。特に良材とされるのが、伊豆諸島の御蔵島や三宅島で産出される「島桑」でになります。
緻密な年輪と美しい木目が特徴。国内の銘木の中では最高級とされます。

工法について

総無垢      (最上品)

総無垢造りといいましても、使用されている素材によって価格も変わってまいります。例えば家具調仏壇などでは二級材が多くみられます。また、完成度も考慮されます。 従って総無垢と申しましても、極上品にならない場合もあります。一級の素材で彫刻なども総て無垢で揃うことが条件ともいえます。

四方厚板貼り   (特別高級品)

天然木の芯材に、厚さ3ミリ以上の無垢板を四方に貼り合わせたものです。四方厚板貼り工法ともなると、お仏壇本体の重量も一段と増してきます。 それだけ、見た目にも本物の質感があり、職人の感性なども随所に表現される逸品が多くなります。欄間・宮殿の素材やその他の部位などにこだわりが見られます。

三方厚板貼り   (高級品)

天然木の芯材に、厚さ3ミリ以上の無垢板を三方に貼り合わせたものです。この位の作品ですと、お仏壇の内部の造作などにも、とても工夫が施された作品となります。 随所に格調や気品が表れて特別上品の貫禄が感じられる材の使い方をしております。

二方厚板貼り   (別上品)

天然木の芯材に、厚さ3ミリ以上の無垢板を二方に貼り合わせたものです。まず戸軸が狂わない工法です。 両面に高級材を使うことは、全体に素材の優れたものを使用することになります。

厚板貼り     (別上品)

天然木の芯材に、厚さ3ミリ以上の無垢板を前方に貼り合わせたものです芯材にボードを使用したものはグレードが下がります。 このグレードは芯材が木材であることが条件です。

薄板貼り     (突き板貼り)

厚さ0.1~0.8mm程度の薄板を貼りあわせたものです。第二級程度の天然木の芯材に突板を張ったものが対象になります。 転写(プリント)や木地へ直接木目を印刷するものと異なり天然の突板なので、色褪せなどは少なく、工法も上級になります。 全体の材料もやや品室の高いものが使用されている事が多く、美しい杢目が表れています。

調プリント貼り  (木目印刷シート貼り)

芯材に木材の模様を直接印刷したもの又は印刷したシートを貼り付けたもの

選ぶポイント

お部屋からイメージ

お仏壇の色目、落ち着いた色目(紫檀・黒檀など)がお好みか、明るい色目(ケヤキ・屋久杉など)がお好みか、その間の色目(黄王檀・鉄刀木など)がお好みかなど、お仏壇をご安置する場所のお部屋からイメージされてみてください。

彫刻のデザイン

彫刻が多いものがお好みか、彫刻が少ないシンプルなデザインがお好みかをお選び下さい。

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